太極拳とも違います

太極拳も元々は気の武術ですので、同根のものです。ただし、大きな違いがあります。

太極拳は一連の動きを通して行うものですが、源気功では、まず笑い、笑顔の力を用いて意識と身体を整えます。そして、動く前にじっと立って気を蓄えます。これを站椿功と言います。気は蓄えて初めて流すことが出来るものですので、まず、站椿功で気のエネルギーを高めてから動きに入ります。動かし方も、太極拳のように次々と違う動きを追うのではなく、同じ動きを繰り返す功法を行いますので、気の流れ道を開拓しやすくなっています。気が流れるようになると、次のステップは、歩き方、相対交流、そして発声法、振動へと順を追って気の運用を行います。