試力(しりき)

站椿功で気のエネルギーを高めても、身体を不用意に動かすと失われてしまいます。身体を動かす時も站椿功の延長であると意識すると、エネルギーは消えないどころか、よく流れ、高まって来ます。この動く気功は一般的に動功といいますが、站椿功をベースとしたものを試力(しりき)といいます。同じ動きを反復しますので、動きが移り変わって行く太極拳のような動きに比べて特定部位の気の流れを促進しやすくなっています。